いのうえ のぶこ | Inoue Nobuko

いのうえのぶこと墨絵と歌舞伎の世界

のぶりんの部屋

墨をこよなく愛し、普及に心をくだく。

ある年の公募展覧会の搬入に作品を持って行くと
受付で(もともと出品票には水墨画の部門はなかったが……)

「日本画にする?それとも書道にする?」と……。愕然とする。

ある年、水墨画の普及と地位向上を求めて流派を超えた各作家との出会いから、
兵庫県水墨画協会を立ち上げる創立メンバーの1人となり事務局を担当する。

兵庫県水墨画協会の誕生である。

人間としてのステップアップ

年齢に関係なく習い始めた方や中学生以下の部門を設け墨の普及に努める。

若い人には、墨の世界の楽しさを知ってもらい、
大人の方には自分で描いたりまた教室に通いながら描いたりしていても、
描くだけでなく作品として仕上げ、展示することによって、自信にも楽しさにもつながり、
人間としてのステップアップしていくのではないだろうか?

願い

自分の作品制作に追われながらもKIDSとのふれあいを大事に、
小・中学校で出前授業をしながら子どもたちと墨にたわむれている。
(美術の授業・トライやるウイーク……など)

若い世代の感性には驚かされ、感動の連続である。

のぶりんにとって楽しいひとときである。

将来、世界に羽ばたいていく世代に日本の文化を身につけて欲しいとの願いをこめて……。

のぶりんと水墨

いま自分のカラーを、自分の世界を。

10代のころ、
洋画家の武内勝彦先生との出会いが、
絵の世界へのきっかけとなった。

学生の間は、色の世界(水彩、油彩)にいたが……しばらくは子育てに全力投球のため休筆する。
(いずれはいずれは描きたいと思いながら)

そしてあの地震……粉々になったキャンバスを見ながら蘇ってきた、筆をとるということを。

今一度描いてみたい。

亡き父の実家がお寺ということもあり、
『墨と筆には絶えず触れる 生活を、または生活の中に墨と筆は片時も離さないように』
との言葉が頭から離れず、
いずれは墨の世界にふれたいと思い続けていたので表現方法は墨だと考えていた。

どこに出会いがあるかそれはだれにもわからない。

瓦礫の中で見たパンフレットの片隅に墨絵教室の募集の小さな小さな絵に
魅せられるように入門。

琳派の久保田華光先生との出会いである。

源氏物語の姫君と花を描きながら琳派の描きかたを習う。

いま自分のカラーを、自分の世界を。と思うこのごろである。

白と黒の世界で伝えられたら……

地震で拾った人生、どう生きようかと……

忘れつつある日本の心、脈々と流れる日本の文化の一端を、
ほんの少しでも 子どもたちに、
孫たちに伝えられたらと思いながら筆をとる。

久保田華光先生による源氏物語の世界、そして体験を通しての歌舞伎の世界を、
また目の前の風景、花そして人物など、白と黒の世界で伝えられたら……

白と黒のグラデーションの中から色を感じて頂けたら幸いです。

略歴

いのうえのぶこ

女子美術大学短期大学生活美術教室卒業(東京)
兵庫県水墨画協会参与・神戸芸文会議会員
MOA美術展審査員・元神戸市展審査員
元加西市展審査員

個展 20回

グループ展 14回

'96/9月~'04/9月

1996年11月

2003年 9月

2004年 2月

2004年 6月

2004年12月

2005年 2月

2005年 9月

2006年 2月

2007年 2月

2007年 5月

2007年 6月

2008年1月

2008年 2月

2008年 6月

2008年 7月

2008年11月

2009年 2月

2009年 6月

2011年 8月

2013年

全国水墨画協会展 毎年入選(東京・新宿)

総合水墨画展入選(東京・池袋)

国際芸術協会 IN 明石展 姫路教育委員会賞

日本墨画協会展 秀作賞 近松総合芸術展 審査員特別賞

わたしの芦屋展(芦屋美術館)入選

近松総合芸術展 兵庫県教育委員会賞

日本墨画協会展 秀作賞

全国水墨画協会展 入選(東京・新宿&上野)兵庫県水墨画協会設立記念展

日本墨画協会展 特選

日本墨画協会公募展 特選(東京)

関西扇面総合展(滋賀県立美術館)大津市長賞受賞

兵庫県水墨画協会公募展
兵庫県水墨画協会大賞受賞(兵庫・原田の森ギャラリー)

第20回平泉展・入選(東京・六本木国立新美術館)

日本墨画協会展 特選(東京)

兵庫県水墨画協会公募展 無鑑査(兵庫・原田の森ギャラリー)

関西扇面芸術展・京都新聞社賞(京都市美術館別館)

第6回色紙展 無鑑査(兵庫・原田の森ギャラリー)

日本墨画協会公募展 芸術文化賞(東京)

関西扇面芸術展 奈良展 奈良教育委員会賞

ギャラリーガイドネット賞受賞

第8回 丹波美術大賞入選