信田 薙佳

1961年 水墨画作家を父に、着物作家を母に、京都で生まれ育ちました。
俵屋宗達を私淑。
特定の師を持たない私にとって、自然・芸術・美術・工芸
そのすべてを師と仰ぎ、日々学んでおります。

“真っ白な紙(生地)に最初の一筆を置いていく、
その瞬間が一番こわい”

残された絵筆を手にした時、真っ先に思い出した
両親の言葉です。
水墨画はやり直しが出来ません。
描きたいと思う情熱、気迫、潔さ、描き終わったあとの
脱力感、そして達成感。
それらが、「これじゃだめ!もっともっと」と私を駆り立てます。
筆を持つ力がなくなるまで描き続けられれば本望。
この後もさらに精進して参ります。

2008年
第21回上野の森美術館
“日本の自然を描く展” 「春の橋」(日本画)入選
2013年
第18回総合水墨画展 「虎ノ図」秀作賞
2014年
第19回総合水墨画展 「鐘馗 鬼退治」秀作賞
2015年
◎第9回モナコ・日本芸術祭2015 「三ざる」買い上げ
◎第20回 OASIS 2015 「ヒツジ」
◎ミラノ国際博覧会日本館・公式認定芸術祭 「ヒツジ」出品
◎雪舟国際美術協会 特別展 「初夏」出品
◎アートメゾン・ビエンナーレ2015 「浅春の庭で」「虎ノ図」出品・掲載
2016年
◎第10回モナコ・日本芸術祭2016 「初秋の唄」出品
 「藝術創造賞」受賞
◎第21回オアシス展出品 「スサノオ」「紅椿」他
2017年
◎第11回モナコ・日本芸術祭2017 「・・・何者?」出品
 「造形芸術文化賞」受賞
◎第22回オアシス展 「白鷺」出品
◎関西扇面芸術展 第32回巡回公募展 「薔薇の囁き」出品
 「奈良新聞社賞」受賞